そもそも「ニッチブックス」とは何か
何か変わったことをやりたい、と思い立った仲間が集まり出来たのがニッチブックス。まずはフリーゲームに関する電子書籍を作ろう、ということになり2014年の中頃から活動を開始しました。
執筆・編集・広報・電子書籍化など各自役割を分担し、多くの方々からご協力をいただきました。製作にあたって与えられた役割は皆初めての経験で、今回執筆を担当した私も普段は文章を書かない人間でした。今まで何度か日記を書こうと思い立った事はあれど、どれも継続できなかったほどの三日坊主です。
そんな”ずぶ”の素人集団ではあるものの、2015年三月末に第一弾のフリーゲームに関するエッセイ『開かれたフリーゲームと、その敵』を発売することが出来ました。
ブログを始めた経緯
販売ページの観覧数から見て、多くの方に興味を持っていただけたのではないかと思いますが、実際の売れ行きは、今のところ決して芳しいとは言えない状況です。あまり手に取っていただけなかった要因としては、以下に問題があったことが考えられます。
- 販売場所・販売価格設定
- 販促活動
- 説明不足
中でも一番の原因は、私達が一体どのような存在なのか・商品の内容や魅力はどういったものかといったことを、観覧して下さる方に伝える為の努力を怠っていたのではないかと反省しております。そこで、この記事のタイトルにある通り、そもそも「ニッチブックス」とは何か?ということを知っていただくためにブログを開設しました。
経営理念
経営理念というと少し大袈裟なように聞こえるかもしれませんが、どういった目的で活動をしているか、というコンセプトが明確であれば、私たちが作ろうとしている商品の形が伝わりやすいはずです。
ニッチ(Niche)とは隙間を意味しますが、中でも私達は書籍・出版業界にそういった隙間があるのではと考えたのです。自分の好きなジャンルの本が読みたいけれどマイナー過ぎて存在しなかったという悲しみを味わった方も多いのではないでしょうか。
マイノリティの需給を繋ぐ、かけがえのない商品を作る
これが、私達が目指しているものです。他では替えがきかないものを作る・日の目を見ないところに焦点をあてる、と言い換えることも出来ます。そういった気持ちから、この集団を「ニッチブックス」と名付けました。
商品内容の説明や、何故電子書籍なのかといった点は、また後日書きたいと思います。
次の記事へ続きます。
- 作者: ジェームズハーキン,James Harkin,花塚恵
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/01
- メディア: 単行本
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