ニッチブックス西山の独り言

電子書籍販売サークル ニッチブックスの西山の独り言ブログ

あえて今更見つめなおしたい!人狼の魅力

今日はニッチブックスや電子書籍の話ではなく、私の趣味の話をさせていただきます。このブログタイトルは西山の独り言ですので、仕事の話だけではなく私が書きたいことを書きつつ、結果的にその情報が誰かの役に立てば尚嬉しいです。

汝は人狼なりや?

さて、今回のテーマは人狼ですが、日本で一番普及している人狼と言われているテーブルゲームタブラの狼」ではなく、そこから派生した「インターネット人狼」について語りたいと思います。

大まかなルールは、村人陣営と人狼陣営に分かれたプレイヤーが、人狼容疑者一名を投票によって処刑する「昼フェイズ」と、狼が任意の対象を捕食する「夜フェイズ」を繰り返し、勝利条件を満たすゲームです。

それぞれの勝利条件は、村人は「人狼の全滅」。人狼は「生存している村人と、人狼の人数が等しくなる」です。

村サイドはいかに狼の嘘を見抜くかという推理力が、狼サイドは村人を騙し最後まで生き抜く演技力が必要になりそこに生まれる熱い駆け引きが、このゲームの一番の魅力です。

インターネット人狼

WEB上で人狼を遊ぶことができる場所は幾つか存在しますが、細かいルールや役職の違い・好まれる人数の傾向などは異なります。

少人数プレイに特化した桃栗鯖もありますが、西山は大人数でも遊べるわかめて鯖でプレイすることが多かったです。しかし、村あたりの人数の少なさや身内限定村の多さを見ると、どうも最近は過疎っているようですね。1プレイに拘束される時間が長いこともあり、スマホ全盛期の現在は「今更ブラウザゲームなんか」という風潮も強いのでしょう。残念なことです。

ワンナイト人狼

人狼は楽しいですが、人数を集めることが大変であること・拘束時間が長いことが欠点でもありました。こうした欠点を克服し、手軽に遊べるゲームとして考案されたのがワンナイト人狼です。

2012年、国内最大のアナログゲームイベントであるゲームマーケットにて颯爽と登場したワンナイト人狼。3人から遊ぶことができ、拘束時間も少なく、しっかりと駆け引きも存在するため一躍ブームとなりました。

後に製作者が、ニコニコ動画運営の奥井晶久氏であることが明かされました。

 

 

確かに突然流行った感もありましたが、ステマだと叩かれなかったのでしょうか。

もちろん私個人としては、自分の好きなものが流行して欲しいという思いもありますし、アナログゲームの新たな魅力を発掘してくれたワンナイト人狼を歓迎しています。

ワンナイト人狼オンラインは、何故流行らなかったのか

そんなワンナイト人狼ですが、2014年の末頃にニコニコアプリでオンライン版が公開されました。私も事前登録をしてチェックをしておりました。

しかし、2015年の3月末に突如サービス終了となりました。何故オンライン版は、これほど早く終わってしまったのでしょうか。私は以下の二つの理由からだと考えました。

  • 本来の魅力とオンラインであることの必要性
  • マネタイズ方法のミスマッチ

まず、ワンナイト人狼が素晴らしいのは、少人数で手軽に遊べるからです。この本来の魅力は、実際に顔をつき合わせて遊ぶボードゲームだからこそ発揮されると言えます。オンラインセッションであれば、WEB人狼の少人数村でも構わないわけです。

そして、最も致命的だったのは核となるゲーム部分に課金を採用してしまったことではないでしょうか。これは、いわゆるソシャゲのスタミナ制のようなものです。他のWEB人狼では、ゲーム自体は無料で制限なく遊べるのが基本です。

基本無料のアイテム課金制という仕組み自体は、悪くないでしょう。ゲームのプレイの根幹に関わるものではなく、アバターなどの着せ替え要素であればユーザーとしても「目に見える」納得感があり、心理的な抵抗が少なかったのではないでしょうか。

最後に

ブームは下火になってしまいましたが、私にとって人狼は楽しいゲームです。そして、ワンナイト人狼も画期的で素晴らしいです。オンライン版が終了したことは、その良さを損なうものではありません。

この記事を読んで、WEB人狼やワンナイト人狼に興味を持っていただければ幸いです。また今度、実際に人狼をプレイするにあたっての記事も書きたいと思います。

こんな時代だからこそ、GWの夜長に人狼を遊んでみませんか。

 

ワンナイト人狼

ワンナイト人狼